この日は、府中市押立五丁目多摩川堤防からのダイヤモンド富士です。
寒風が身体にしみ、待つのも辛い多摩川の土手、
東京は夕方から雪がちらつく予報が出ていて、
100%撮れる条件ではありませんでした。
もしかしたらと、出掛けてみると
雲の隙間から富士の姿が顔を出していましたが
稜線を望むのがやっとのでした。
夕日が沈むにつれて、ととのいましたと富士子さんが顔を出しました。
しかし、雪雲の所為でしょうか、富士はソフターが掛かったように輪郭がでません、
ぼんやりと、ピントも不自然なままの状態で夕日は沈んでゆきました。
夕日が裏側に隠れ、富士の輪郭照らし出し
天高く大きく背伸びした「影富士」を見ることが出来ました。
美しい光景に出会え、思わぬ拾いものをしたような感じです。
次回、この付近からのダイヤモンド富士は、
11月12日 pm4:20:40 ど真ん中、
富士山までの直線距離は、78.3Kmでした。
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