2008年11月30日 |
「霞ヶ浦」 |
茨城県行方市手賀 |
この日は、茨城県行方市手賀からのダイヤモンド富士です。 ピーカンの青空が私を霞ヶ浦に誘ってくれました。 以前から冬の抜けた空を見たら、霞ケ浦と決めていました。 往復五時間の道のりも気にせずに 出発することができました。 行く途中の空は、霞ケ浦から見るとファインダーに映る空です。 常磐高速道から見る栃木県の「男体山」には、怪しい雲が掛かり出し 関東平野の所々にも、気がかりな雲が姿を現し始めた。 現地に近づくにつれ、増えてゆく怪しい雲、今日は駄目かも知れない。 と、約一年ぶりに訪れてみましたが、期待道理には行きませんでした。 対岸には、身長120メートルのギネスブックに認定された世界最大級の 牛久大仏がスポットライトを浴び、辺りを見回しています。 地平線にたなびく雲が、西から東へと流れ 富士を隠くし続ける雲は、夕方の気温の低下とともに消えだした。 ダイヤの時刻まであと五分、雲が消えるのが先か、落日が先か、 残念でしたが間に合いませんでした。 山頂がちょこっと出ただけのダイヤモンド富士です。 少々計算違いで、ダイヤの位置は左へずれてしまいました。 そして、落日後に徐々に裾野を広げ全貌とまではいきませんが、 輪郭を出してきました。 後の祭り、これが自然の姿かもしれません。 帰宅し、数日後に見かけたサイトに、この日の作品が・・・、 数百メートル離れた丘から捉えた山頂を出したダイヤモンド富士が 載っていました。読みの甘さに、がっかりです。 |
Photographer T.kumazawa |
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